介護予防は0歳から始まっている

一般的に介護予防は「65歳」から始める決まりみたいな仕組みみたいなものがあるが、そもそも「65年も経ってから予防して」どれだけの効果があるのか? 疑問を抱く日々!

今の平均寿命が男女合わせて平均84歳と考えた時に、65歳から介護予防を始めるということは、客観的に「人生の77.4%を終えてから」予防を始めることになる。河原の石が長い年月をかけ上流から下流へ流れる過程で丸くなるように、人間のカラダもココロも長い年月をかけて変化していくわけで。65歳から予防を始めて効果はゼロではないだろうけど、本質的な課題解決は「0歳からの介護予防」じゃないかと思う日々。

例えばカラダをつくる水分と食事の質の選択は、0歳から自己選択できる年齢になるまでは親から与えられるのが一般的だ。自己選択できるまでの年齢を20歳とすると、人生の23.5%は親の選択で決まっていることになる。

では、何が必要か? って、バックキャスティングしていくと、新たな介護予防のマーケットと顧客が創造されるのではないか? つまりはドラッカーが言う「顧客とマーケットの創造」に繋がる。


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鮎川福祉デザイン事務所
1970.01.01
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