ユニスポ・クラブ開始にあたって

今回実施することになった「ユニスポ・クラブ」は、元々ユニスポ・フェスタを実施するキッカケになった企画でした。クラブでの活動をユニスポの普及と新たな参加者を開拓するために実施します。

毎月小さく定期的に実施すること。そして新たな参加者が来年のフェスタにスタッフと参画する。そんな年間を通じた「ユニスポループ」を巻き起こすための企画デザインです。また、会場の野外ステージは、屋外なのに屋根付き施設という雨天でもできる好立地です。

今回のユニスポ・フェスタで、ユニスポの定義や概念が結構バラバラなことを知りました。大会では共生よりも勝負をメインに考える方もいらっしゃいました。そのよう背景から「ユニスポを学びたい」というお声も数名の方からいただきました。

ですから、ユニスポ・クラブでは「ユニスポ・カルチャー」を学んでいただけるようにもしたいと考えています。競技やルールを知ることや、競技力を高めることが主の目的ではなく、ユニスポを通じた相互理解コミュニケーション・共生社会づくり・まちづくり・都市公園の利活用・健康・福祉など、ユニスポの様々なソーシャルインパクトをユニスポ・クラブでは伝えていきたいと思っています。

ちょっと別な話になります。

私の本業は介護福祉ですが、最近ゼロ歳児教育を学び始めました。ケアマネジャーとして介護が必要になった方々をアセスメントしていくと、幼児期の生活環境(習慣)や親の愛情を受けていないことが起因していると感じています。

制度上、介護予防事業を受けられるのは65歳以上です。ただ、そこからでは遅く、ゼロ歳からのサポートが本当に大切だと思っています。そのような様々な課題の解決や、その解決のキッカケのひとつとして「ユニスポ」があるのではないかと思っています。

来月から始める野外ステージでのユニスポは、未就園児の親子と高齢者をコネクトしようと考えて平日開催にしています。互いに孤立しがちな方々がユニスポを通じてエンパワメントされ、楽しく繋がる場の開発をしていきたいと思っています。

引き続きよろしくお願いいたします。