アフリカの共生コミュニティづくり

アフリカ西海岸にあるセネガル共和国で、スポーツを通じ「障害」なき世界の実現づくりに奮闘している「一般社団法人WITH PEER」代表理事の松尾雄大さんから講演依頼をいただいた。テーマは「スポーツで地域共生コミュニティができる」。対象はセネガルのティエス市で、パラスポーツ・ユニバーサルスポーツに携わっている障害者と非障害者8名程度だ。

それに先立ち、同法人で広島県在住の羽立大介さんもオンラインで加わって打合せをさせていただいた。そこでわかったのは、日本とセネガルでは年齢別人口分布が真逆ということ(セネガルの総人口は約1,600万人)。だから私がやってきた共生社会づくりの目的や設計図がセネガルには合致しない可能性が大きい。

なぜなら、【画像1】の年代別人口を見るとセネガルは0歳人口が1番多く、【画像2】の年代別人口割合を見ると高齢者人口割合はたったの3.1%。平均寿命は男女合わせて約68歳(日本約82歳)で、100歳人口はたったの6人(日本は約8万6千人)。まさに半世紀前の日本だ。だから、私が共生社会の目的にしている多世代交流や高齢者の社会参加はセネガルには全く必要ない。だけど障害者は約5%いるようなので、そこは何かしら「日本国埼玉県のユニスポモデル」が貢献できるのではないか。

今年は本当に多方面からいろんなお声掛けをいただけることで、自分の視野と視座が格段にアガる。本当に感謝しかない。

講演まで、あと1か月。お二人にいろいろご教授いただきながら、セネガルの共生コミュニティづくりに少しでも貢献できるよう、頑張ります!!!

■一般社団法人WITH PEER■ https://www.withpeer.org/

【画像1】※画像引用:GraphToChart

【画像2】※画像引用:GraphToChart