~所沢航空公園フットサルコートを活用した地域共生コミュニティ形成事業~

【実施プログラム】

≪参加者みんな一緒に、ゲームができるルールを考えながら実施≫
※今回より、画像を中心に報告することにいたします。

 

 

 

 

 

 

 

【参加者感想】


 
※視覚障害者 40代男性(写真左)※
ヘタも上手いも関係なくみんなが楽しめればそれで良いのです。自分は周りとの衝突を避けるため肩を借りてプレーしました。だから安全、安心なのです。全てを受け入れてくれるなんとも有難いコミュニティ!

スポーツ、ましてはサッカーというとハードルが高いと思われるかもしれませんが、そのハードルの低さはやってみればわかりますよ! 近くにお住まいの方は騙されたと思って一度参加してみてください。
 
 
※視覚障害者を初めてサポートした 40代男性(写真右)※
本日はありがとうございました。子供たちもとても楽しんでいました。私もとても楽しんでサッカーができました。

コーラー(?)をやらせていただいた方が試合中、何度も「たのしい」「たのしい」と言っていたのがとても伝わってきてこっちがうれしくなってしまいました。体を動かす、声を出す。これは本当に喜びなんだと感じました。体を動かせる喜びをあらためて私も学ぶことができました。ありがとうございました。

 

【来賓のご紹介】

衆議院議員 柴山昌彦様

<柴山様コメント>
アンプティサッカーなど、障害のある方でも素晴らしいプレーをされることを身をもって実感し、今後ともしっかりパラスポーツを応援していこうと決意を新たにしました。

 
 

埼玉県議会議員 水村篤弘様

<水村様コメント>
再開おめでとうございます。皆さん待ちわびていたようで、表情がイキイキとしていましたね 。2つのコートに分かれても、皆さんが臨機応変に審判などやっていて良かったと思います。次回も、暑さ対策をしっかりやって頑張ってください 。

 

【総括】

今回は感染防止対策を踏まえた運営を考えるため、一般参加者の募集はせず過去参加いただいている方々を中心にご参加いただきました。感染防止対策に関しては管理事務所皆様のご協力により参加者にもスムーズにご協力いただけました。本当にありがとうございました。

参加者は3歳から71歳の多世代。障害の種別も多様でした。試合では過去行ったルールを活用したり、参加者主導で新たに5 秒ルールを決めたりするようなコミュニケーションがみられました。あらためてこれだけの多様な方々が同じ空間で同じ競技を、人工芝で安全にできるのがユニバーサルサッカーの特性だと感じました。

半年ぶりの開催で参加者皆様の表情を拝見していて、皆様が楽しみにしていていただいたことを強く感じるとともに、コロナウィルスで人と人が対面することが難しいこと、また、サッカーのようなスポーツを通じて多様な人達が共に屋外で体を動かしながら交流することの大切さを改めて実感しました。

開催後、視覚障害者の方が2名、Facebookを活用して「心地よいコミュニティ」と多方面に参加を呼び掛けて下さることがありました。この「心地よい」という部分が本来重要、かつ難しいところなので、そこを感じていただけたことは非常に良かったと思います。また、毎回お子さん3人と参加されるご家族は、年齢が異なる兄弟が親とも一緒にプレーできることを非常に喜んでいただいていることに、事業をやって良かったと強く思いました。

今回はさらに、他団体のNPOもコミュニティメンバーを通じて初参加され、事業の広がりもみられました。引き続き多様な方々が航空公園のフィールドを通じて繋がり、交流していく共生型コミュニティを創造し、地域共生社会の一助となるよう頑張ってまいります。

最後に、毎回管理事務所の皆様に参加していただけることで、参加メンバーに親しみや協働感が生まれており、管理事務所の皆様と毎回事業ができることを楽しみにしています。

いつもご協力ありがとうございます。しばらく試運転状態になると思いますが、引き続き宜しくお願いいたします。

現地撮影:スポーツジャーナリスト 木村 理氏

鮎川地域共生コミュニティ研究所
所長 鮎川雄一